二ツ岳、エビラ山、黒岳、権現山 1647.3m、1677m、1635.9m、1593.7m 09.05.23 (ふたつだけ、くろだけ、ごんげんやま)
前回と同様、「常日頃気になっている山」から選ぶ。 二ツ岳〜権現山は、泉保安夫さんの続「私の山歩き」に「岳人憧れの二ツ岳縦走路」と書かれている。 岳人とはおそれ多く、自分の能力実力からは程遠い。 行きたいけど行かれない、という思いが続いていた。 しかし、4月末には<紫雲さん>が、5月初めには<花の山を歩こうさん>が行かれている。 レポートを読むと登山道の状態と昼時間から今なら行けそうな気がしてきた。 この山行きの成否は出発時間にあるとの思いで3時に目覚ましをセット。 しかしベルの前に起きることができて3時半には高松を出発した。 |
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5:30、瀬場登山口に車をデポ。 バイクに乗り蛾蔵林道に入り二ツ岳登山口へ移動。 5:58、鉄の階段へ一歩を踏み出す。 |
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何時間かかるか心配しながら歩き出したが、 朝の穏やかな日差しを浴びて散歩道のような道をルンルンと行く。 7年前にこのコースを歩いたがもう記憶は確かではない。 6:42、水場を過ぎる。 7:16、蛾蔵越えに着く。 ここからは昨年9月に来たばかりなので余裕だ〜。 シャクナゲが所々に咲き始めていて心が和む。 7:35、銅山川をはさんで対岸の山々が見える。 7:46、ハネヅル山から赤星山の尾根がはっきり見え出した。 7:49、山頂まで1.0kmの標示。 8:12、ハシゴを上り、もう少し、と思いながら急坂を行く。 8:24、鯛ノ頭に着く。 一息入れてすぐ出発。先は長いぞ。 ミツバツツジと赤星山。 再び足元が悪い急坂を辛抱強く登る。 9:10、二ツ岳頂上に着く。 西にはこれから行くエビラ山、黒岳の稜線。東赤石山も見えている。 岩場を見ると心が引き締まる。 9:24、この先には危険箇所があるという注意書きを背に出発。 |
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尾根道には結構踏み跡があり、少し安心する。 |
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アケボノとシャクナゲの二重奏。 | 9:36、大岩。左へ大きく降下する。 | |||||||||
再び這い上がる。 |
10:06、ケルンが積まれた岩場に着く。 | |||||||||
10:14、見晴らしのいいところからエビラ山、黒岳。 |
海も見える。アケボノが少し残っている。 | |||||||||
10:32、南は下に保土野集落が見える。 |
10:50、二ツ岳を振り返る。まだ近いなあ。 | |||||||||
10:47、だいぶエビラ山が近づいてきた。 |
11:08、大岩にぶつかり、左へエスケープ。 | |||||||||
このあとも岩があると右または左へと降下し、又尾根に這い上がるという感じだった。 どっちに行こうか考えたところにはたいてい赤テープがあり、結構安心してルートファインディングができた。 稜線をキープすれば問題なし。 |
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11:24、笹で道が見えなくなったりしながら進む。 | 11:49、エビラ山に着く。昼食休憩。 | |||||||||
三角点は少し離れたところにある。 |
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12:05、出発する。 見晴らしのいいところからピラミダルな黒岳、権現山、東赤石山を望む。 まだまだ遠いなあ・・・。 シャクナゲやアケボノ、ミツバツツジなどに励まされながら歩く。 笹原ではありがたいことにかなり刈られていた。 |
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13:06、大岩に出合い左へ大きく降下し又這い上がる。 | 13:13、モアイ像? | |||||||||
13:22、黒岳頂上に着く。 東には二ツ岳。 北は新居浜・・・・島なんかあったのか・・・?(あった、大島) 西には東赤石山。 黒岳西側のガレ場に来た。 下からオレンジ色の服を着た登山者が石を探したり花を写したりしながら上がってきた。 挨拶して顔を見るとなんとマーシーさんだ! エントツ山さんのHPでおなじみの方で、山ではこれで3回目の出会い。 保土野谷を上がってきて黒滝を見て、黒岳まで這い上がる予定とのこと。 しばし山談義。 彼と別れてしばらくして後ろを振り返ると、彼は岩場(日本石?)にもう着いていた。 そしてまたしばらくすると後方から人の気配。 なんとマーシーさんがもう来ていた。 はや〜っ!世の中にこんなに足の速い人がいるんだ! 驚きである。 又どこかでお会いしましょう、と言って別れた。 |
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14:14、この辺りはブナは少ない。 | 笹原から黒岳、エビラ山を振り返る。 | |||||||||
14:54、権現山頂上に着く。帰路は鉄塔巡視路と権現越えからの道と二つあり迷ったが、経験済みの権現越えルートにした。 |
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夏には花が咲き乱れるこの辺も今はまだその気配もない。 |
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15:49、権現越え。 16:37、巡視路との合流点。 17:38、床鍋登山口に着く。 念願の山行きが無事に終わり満足。 (瀬場までテクテク。たいして時間はかかりません!) この縦走路は三島警察署の警告文で有名になり一人では無理と思っていたが、 ポイントごとに赤テープがあり、上下しながらも尾根道をはずさなければルーファイはそれほど難しくない。 そしてありがたいことにかなりの笹原で笹が刈られていたので、大変助かった。 どなたか知りませんが本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 |
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