檜ノ丸(ひのきのまる)  1186m    12.08.12 本文へジャンプ


登山口 徳島県つるぎ町
コース 剪宇峠の登山口→頂上ピストン
時間 約4時間17分(休憩含む)
人数 コモちゃん単独

3時や4時に起きなければならない那賀山地の山が続いたのでそれはちょっと休憩。
本日は比較的高松から近いつるぎ町一宇の山を目指す。

と思っていたが、朝起きると空は厚い雲に覆われており、つい二度寝をしてしまう。
7時半にレビちゃんに、天気は良くなったのよ、起きて〜と言われ目が覚めた。
近い山は緊張感がないのだ。



国道32号線から国道438号線を南下。

9:25、岩戸橋を渡って県道259号線を剪宇(きりう)へ。  9:44、以前の登山口薬師堂を左に見て通過。


しばらくして林道のオフロードになるが、終点まで車を進める。左手に剪宇峠への標示板がある。

<林道終点>

Uターンして少し広いところに駐車。




10:00、登山口を出発。愛車を振り返る。
ゆったりした巻き道を行く。


10:17、あっけなく剪宇峠に着く。上勝と一宇を結ぶ峠。  まず大きな2本の杉に驚く。


大師堂や石灯籠を見てると当時の人々の行き来を感じる。
峠の向こう側には新しい林道が・・・


10:20、一息入れて出発。

左は植林帯、右は自然林の尾根道を進む。

10:41、「剪宇の赤松」に着く。
10:49、尾根道は岩も多くなり、急坂でしんどい。



11:01、アセビに囲まれた1078m地点に着く。
右手に山頂らしきものが見えるが、ボーっとしてて距離感つかめない。


ますます岩が多くなり急坂で気が抜けない。
11:24、大岩に出会う。両側が断崖になっており尾根を行くしかない。


11:35、厳しい登りが続く。

11:38、右手にトラロープが有り初めてのエスケープ。


11:49、息も絶え絶えにピークに着く。「檜の丸大権現」。   少し下ると右側の展望が望める・・・・が、ガスで山座同定は無理。

多分津志嶽かな。


12:18、やっこらさ、山頂に着く。


本日も2山登る予定のため、どら焼きを食事代わりに腹に押し込み、早々に下山することに。

この時はまだ日が差し、全く雨の降る様子はなかった。


12:26、下山開始。

12:37、2重巻き赤テープ場所では方向変更を見定める。

12:45、「檜の丸大権現」から下った所で、上りの時の尾根道を選ばず左の巻き道を行くとトラロープに合流した。
 左は一歩間違えば奈落の底・・・


12:58、朝上る時に自分でマーキングしたところ。
ボーっとしてたらまっすぐ行ってしまう地点。

ここから急坂を下り、別の尾根に乗る。

遠くで雷の音がして雨がぽつぽつ落ちてきた。

やばいぞ。


13:01、慎重に岩場を通過。
13:34、かろうじて近くのテープはわかるが、遠くの目印は全く見えないほど雨が降ってきた。


コンパス片手に方向だけ頼りにぬかるんだ急坂を下りる。

滑って転んでズボンはドロドロ。




13:47、剪宇の赤松。

13:49、こんな所ではどっちへ行けば?とにかくコンパス頼り。


14:04、大きな杉の木が目の前にどんと現れ、剪宇峠に着いた。ほっとした。
ここからははっきりした道をただただ西へ降りる。


14:16、林道終点に着いた。

14:17、車に戻った。すべてぐっしょり、早く早く温泉へ。




温泉は岩戸温泉。ここもどしゃ降りで玄関まで歩けないほどだった。

ガイドブックには「意外に厳しい山で雨天や冬季の登山は避けた方がいい」とある。
心から納得。
数か所ある背丈以上の苔むした一枚岩の上り下りはかなり厳しかった。
雨の前にそこを通り抜けたからよかったものの・・・・・



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