八早山(はっそうやま1224.8m   大森山(おおもりやま)1093.9m  11.10.29.   本文へジャンプ


登山口 徳島県那賀町
コース 白久→鞍部→八早山→鞍部→大森山→白久
時間 約5時間40分(休憩含む)
人数 コモちゃん単独行

天気があまりいいとはいえない予報なので奥深い山はやめておく。
相変わらず徳島県南の那賀山系に注目しており池野河山と御朱印谷山に決める。

那賀山系へ行くのに徳島周りか高知周りかでいつも悩む。距離も時間もあまり変わらないから。
本日は運転が楽な高知周りで。

5:20、高松西ICに入る。

南国ICで降りる。国道195号線をひたすら東へ。

四つ足トンネルを通り徳島県に入る。

7:38、林道東川千本谷線の入口に着くと
が〜〜ん、通行止め。
道端に車を停めてしばし考える。
多分この状況だと南川林道も通行止めが予想できるので予定の山は中止としよう。国道から登れる近くの山といえば・・八早山だ。

**帰宅後木頭支所に電話で尋ねたところ、林道入ったすぐのところで崩壊しているが、別の入口(橋の向こう側)から入れば通行できる、とのこと。な〜んだ、がっくり。

早速国道を東へ進む。

8:05、西宇トンネルを抜けしばらくして白久(しらきゅう)で左手の道へ進む。


登山口は国道から100mのはずだが、下り坂になり行き過ぎたようなのでUターンして登山口を探す。
「徳島250山」に出ている「土石流危険渓流 那賀川水系 西谷」の標識を見つけた。
近くに駐車する。



8:19、身繕いをして出発。標高370m。 8:26、分岐は右に。


林道は荒れていてもう使われてない感じ。

8:40、橋を渡る。       
8:51、分岐を右に。


ガイドブックの通り、50m進むと林道は終わっていた。
左手に作業道があり進む。                    
植林帯の中、薄い足跡を拾いながらジグザグに登る。


9:17、やっと明るい所に出てきた。
尾根をはずさないように進む。


10:05、赤い杭があり左に水平な作業道にぶち当たる。平らな道が続き登る気配がない。
10:17、細いが上に上がる道があり登っていく。


10:25、伐採地で行き止まり。
北に尾根らしきものが見えたので上がって強行突破だ。


10:31、尾根に上がって見回すと右手になんとガイドブックに出ている作業小屋がある!こんなヤマ感ぴったりはめったにない!

白久からの登山道(白い矢印)も近くにあった。小屋の方へ歩いて行き確認してからUターンして八早山の方(西)へ向かう。


少し進むと標高1045mの鞍部。

北方向に勘場山。                     
10:46、南側に作業道があるがすぐの尾根道を選ぶ。


11:00、ぬた場。
平坦な尾根道を進む。


11:17、八早山頂上に着いた。周りはスズタケに囲まれ展望はない。
冬越方面へのスズタケは刈られており縦走は出来そうだ。

バナナの昼食を済ませ、大森山へ向かうべく来た道を帰る。


11:26、頂上周辺は黄葉がきれいだ。すぐに植林帯になる。  11:56、鞍部に戻り、作業小屋横を通過。


樹間から平家平がちらちら見える。

12:12、北方向の尾根筋にテープと空き缶。
多分地図で破線で書かれている西蝉谷への道だろう。
平坦な植林帯が続く。


12:22、苔むした大岩。
12:31、あっけなく大森山頂上に着いた。キティさんもいる。


12:34、北方向へ下山開始。  すぐに遠くに赤いものが見え始める。近寄るとモノレールだった!


4人乗りの立派なもの。荷物用は見たことあるがこんなの初めて。このレールに沿って下りていく。急坂だ。


ずっとひたすら急坂が続く。時々立ち止まり振り返る。
13:54、鹿よけネットをモノレールがまたいでいる。


ネットは新しく頑丈で出口がないので出れなくて右往左往。結局くぐって出て、モノレール出発点に着いた。

沢を渡ってコンクリート道に出てびっくり!
朝出発した所だった!愕然とする。
ガイドブックには和無田という所にモノレールの終点(出発点?)があると書かれているのだ。だから登山口へ戻るのに車道歩きをしなくては、と思っていた。
降りる途中でガイドブックでは南東に向かって下山なのに、実際は南に向かってモノレールが下りていたので変やなあ、と思っていたが、レールに運命をゆだねたものだから最後までお付き合いしたらこんなことになった。下山できたが予定と違ったので驚いた。

下山口からモノレール(ブルーシート)を見たところ。




月曜日に那賀町木頭支所に電話をかけてモノレールの件でお話を聞いた。
このモノレールは山林組合所有で十数年前に作業員の移動の為に作られ、色はまだきれいだがだましだまし使っているとのこと。
ガイドブックの和無田のモノレールはこのモノレールとはまったく別で登山口からすぐに終わっている。ガイドブックを書いた人は上と下のレールを見てつながっていると想像したのでしょう、とのことでした。
ガイドブックのモノレールの線は間違いだった。

また、18日に石立山で遭難された方は1週間後に高知県側で発見されたとのこと。ご冥福をお祈りします。


まだ時間も早いことから剣山スーパー林道の紅葉を見に行き、
四季美谷温泉に浸かってから鹿のカツを食べて帰宅の途についた。


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