弥山  535.0m     11.02.05
(みせん)

登山口 広島県廿日市市宮島
コース 大聖院〜頂上〜紅葉谷公園
時間 約3時間(休憩含む)   


紅葉でもない、新緑でもない、初詣でもない、こんな時期に宮島に行ってみる。
いくら世界遺産でもきっとすいてるに違いない。

窓ヶ山を終えて宮島口へ向かう。国道2号線を西へ。
左車線にいると案内人の手に導かれ駐車場へ。
1000円払うともみじ本陣駐車場の領収書だった。

こんな時期なのにほぼいっぱい。
準備をしてJR駅の方へ行って「うえの」で穴子飯を5時に予約する。

戻るとすぐに12時35分発の連絡船に乗れた。往復340円。

船に乗って見渡しても今日は霞んでて展望は期待できなさそうだ。


10分で宮島桟橋に着く。
案内所で「超初心者のための弥山MAP」をもらう。イラスト入りのきれいなパンフだ。
3つのコースが紹介されている。

分県ガイドには紅葉谷コースで登り大聖院コースで降りるとあるが、
ネットで「逆の方がひざに負担が少ない」というのがあったのでそうしてみることに。

牡蠣屋でお昼ごはん〜♪


厳島神社の後ろを通り大聖院へ向かう。
お寺の手前で焼きたての紅葉まんじゅうを買う。


13:20、仁王門前の「みせんみち」の石碑から始まる。弥山まで2.5km。  お線香の香りがする道。


階段が始まる。
段の高さが紅葉谷より小さいとのことだが?
平成17年の台風で傷んだ道が修復されている。


なにしろ2000段以上の階段だからねえ。
13:37、大聖院の屋根と大鳥居、宮島口が見える。


13:51、小さな鹿が一匹留守番してる里見茶屋から
大鳥居がギリギリ見える。
13:59、中宮跡。上りっぱなしで息切れした。休憩。


14:07、賽の河原。大きな岩の下にお地蔵様。
幕岩。一枚岩の大岩。下の水は白く凍っている。



たくさんの登山者が次々と下りてくる。


台風の修復後に道が替えられてる。きつい石段が続く。
石畳でやっと平坦に。丁石は伊藤博文が設置したんだって。

しかし、まだまだ続く石段・・・

14:38、仁王門跡が見えてきた。赤ちゃんをおんぶした青年が追い抜いていった。 仁王門跡。お釜かと思ったけど・・・


頂上エリアになって人も増える。
ロープウェイで来たのかヒールのあるブーツ姿のお嬢さん達がいる。厳しそう・・・

まだ階段がある! 大日堂。坐像不動明王は弘法大師の作といわれる。


面白い形の大岩が多くなる。

千満岩。潮の干満で上下する穴の水!?
15:04、頂上に着いた。隣の駒ヶ林山頂が見える。


外国の人が多い山だわ!
二等三角点。 赤ちゃんも背中から降りてヤレヤレだね。


さびた展望台へ上がってみよう。
案の定、海などよく見えない。多島美のはずだが・・


展望台北東の端っこから桟橋などがちょっと見える。
ロープウェイ獅子岩駅。


不思議な形に並んだ巨石群。
ベンチで休憩。
焼きたてで柔らかくておいしい。粒餡もあるのだヨ。


15:20、南へ向かって下りようと行ってみたがよくわからなかったので元に戻って・・・・


同じルートで大日堂下分岐まで戻った。

15:33、霊火堂は恋人の聖地だそうで。  まだ登ってくる人もいる。ロープウェイは4時半まで。海はぼやけてる、残念だった。


15:46、紅葉谷コースへ。確かに一段が高いのでよいしょがいる。ウリハダカエデの落ち葉がいっぱい。赤ちゃん、バイバイ。


大木も多い原始林。息を深く吸う〜。
16:20、この辺から土の道になる。


紅葉谷園地に着く。  16:31、茶色の橋を渡るとロープウェイ乗り場分岐。 16:37、紅葉橋を渡り公園入り口に着く。


もう二度と来ないかもしれないから厳島神社を見学。
引潮で大鳥居が地続きに。


大鳥居の近くまで行ってみて振り返ったが弥山は見えない?。
右の尖ったのは駒ヶ林山で、
その左の窪みに白い川のように見えるのが
登った大聖院コースの幕岩なのかな?

弥山頂上はもっと左にあるので
船からでないと見えないのだな。


海から登る山は結構きつかった。
コース取りはこれでよかった気がする。
下りに使った紅葉谷コースの後半は土の道でよかったが、前半の階段は段差があって上がると筋肉痛になりそう。

シーズンオフの山は程ほどに静かでいいものだった・・・。
高松から往復490km。エコカーだから、ま、イッカー。


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