青滝山 1303.4m、 割石東山 1073.8m 10.10.23
私の四国分水嶺歩きは途中が少し欠けたままで、単独行は難しいと一度はあきらめていた。 が、5月2日に野地峰→東光森山縦走が出来たことで再び挑戦する意欲がわいてきた。 せっかくここまで歩けたのだから最後までやろう・・・・かな。 今回は青滝山から割石東山だ。 青滝山の尾根に上がるとりつきは東から4ヶ所あるといえる。 @国道からの距離1.3km:堂ヶ森への登山口、梅ヶ市登山口。 距離が長い。 A国道からの距離1.5km:2万5千の地図で示されている相名峠への破線の道。 向こう側に橋がありガードレールがある。 B国道からの距離2km:2万5千の地図で真南から青滝山右肩へ向かっている破線の道。 破線は途中で消えている。 向こう側に橋があるが、ガードレールはない。 C林道終点からの登山道で、地図では海上峠まで破線で描かれているが、 新しく林道が出来て道が不明になっている。 07.10.28に行ってみたが再び行きたくはない道だった。 @以外はあまり登られていなく厳しそう。本日はBを選ぶことにする。 6時前に高松西ICから高速に乗る。 7:17、川内ICで降りる。 国道11号線、国道494号線で黒森峠に着き車を停める。 8:10、バイクに乗り出発。 8:39、バス停下り村から県道153号線に入る。 8:49、Bの登山口にバイクを置き出発。 道はジャガー道といわれる林内作業車道のようだ。 |
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谷沿いの道をゆっくり歩く。 |
9:24、二股の分岐。左が広くて立派、右は小さな木の橋でヤブっぽいが右が正しい。参考:登山&旅紀行 | |||||||||
イバラの道だが所々木が折られており赤テープのように思えて心強い。9:06、大型獣用の捕獲用ゲージ、かなり古い。 |
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下草がないところはルンルン。9:32、その気分もここまで。道の気配がない。多分ここが地図の道が消えているところだろう。 |
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北方向には急な沢しかない。苔むした石がゴロゴロしている水のない沢を上っていく。 イバラ、アザミ、ツルとの戦いが始まった。 |
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9:46、こんなところで石積みを見てびっくり。 人が住んでたということかな。 |
9:57、まんざらルートは間違ってなかったと安心する。 | |||||||||
植林帯に入っても急斜面は続く。 |
10:15、支尾根に着く。 | |||||||||
10:28、やっと主尾根に着いた。大休憩。 |
左折して青滝山を目指すが下は笹で足元は見えない。 | |||||||||
10:50、青滝山頂上に着く。7年前より木が茂ったのか見晴らしは悪く、堂ヶ森も見えない。バナナで昼食とする。 |
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周囲は少し色づいている。 |
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11:04、青滝山を後にする。 尾根はずっと足元が見えないくらい笹があるが、所々は真新しく刈り上げた感じで歩きやすくありがたい。 |
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ブナも残る自然林で気持ちがよい。 | 11:40、北側が見える所で、ガスがかかった三ヶ森。 | |||||||||
11:44、西側が開かれ、尾根筋が望める。北斜面は紅葉しているが光が足りなくてぼんやりしている。 |
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時々広いところでは笹原、倒木で道を見失う。 |
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11:52、1156m標識点。 | 11:58、海上峠に着く。 | |||||||||
木にテープが段巻きされてたので梅ヶ市への降り口があるかと探してみたが見当たらなかった。3年前の峠手前の笹コギが思い出された。 |
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北側が樹の間から見える。 |
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12:29、四等三角点 杣野(そまの) 1237.5m |
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12:35、三ヶ森はずっと見えている。 |
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海上峠から割石東山までは地籍調査の為、巾3〜4mに笹が刈り上げられておりかなり快適な稜線歩きが出来た。 | ||||||||||
13:19、岩場に当たり、石墨山方面を望む。 |
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13:31、送電線の鉄塔。だらだら尾根道を上っていく。 |
13:49、割石東山に着いた。 3年前のキティも色あせてきてた。 |
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展望は全くない。 3年前に雨の中歩いてきた時は周りが何も見えなくて、展望がいい山という触れ込みも意味がなかったわけだが、 今日天気がよくても展望がないことに気づき、早々に下山する。 |
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防火帯のような広い道を下りていく。 | 14:10、車を停めている黒森峠に着いた。 | |||||||||
本日は小生には珍しく予定通りの山歩きが出来て満足。 さあ、二回アタックして登れなかった「大登岐山〜黒岩山」は来年の陽が長くなる時まで楽しみに待つことにしよう。 |
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