（とぎ）
| 登山口 | 徳島県三好市 |
| コース | トゴエ〜頂上ピストン |
| 時間 | 約２時間３０分（休憩、道迷い含む） |
マドの天狗を降りて時計を見るとまだ昼前。
もう一つ、真南に見える戸木を登ることにする。
ネットでは全く出てこないが、「徳島２５０山」以外では尾野益大さんの「徳島の静かな名峰」に出ていて、
キャッチコピーは「どこからも目立つ尖鋒」。
前から気になっていた山の一つである。
来た林道を戻り県道３２号線に出て右折し、第一小島橋を渡る。
今井方面へ行くのが正解。
このあとも二ヶ所分岐があるが「戸木」の表示に助けられる。
県道から8kmで峠に着いた。標高870m登山口のトゴエである。
旧西祖谷山村と旧東祖谷山村を結ぶ昔の峠だ。
マドの天狗登山口の家の方が、トゴエの先の林道は軽トラでも難しいから乗用車は県道に戻りなさい、と教えてくれたが、かずら橋に通じているという。
１２：３７、南側にある階段を上っていく。
平成14年の台風によって倒壊し少し残った鳥居が出発点である。
初めから急坂である。
１２：５８、大岩に出会い、左側を巻く。
苔むしたゴロゴロ岩の尾根道を行くが足元は不安定で歩きにくい。
その左には国見山も見え隠れしている。
１３：３２、やっとこさ頂上に着いた。
普通は40〜45分のコースタイムらしいが、2山目は緊張感がなくなるのか1時間もかかった。
見晴らしはあまりよくなく北東方向だけで、寒峰、烏帽子山だろう。
１３：４０、下山開始。
１４：１０、鳥居跡に着いた。
１４：２０、車を出し、県道に向かう。
途中、マドの天狗と登山口の青い屋根の家が見えた。
今日は県道を挟んだ山二つ登った。
祖谷美人でお蕎麦をいただき、あわの抄で温泉に入り、帰路に着いた。
充実した夏休みの一日だった。