白浜山 300.0m 10.02.28 (しらはまやま)
5週連続の島の山。 「里山に遊ぶ」に書かれた島の山は全部で14山。 最後に残ったのが小豆島の最南端三都(みと)半島にある白浜山。 これはどの本にも登山道ははっきりしなくて難しそうな感じに書かれていて、 つい後回しになってしまった。 とうとうこれに登らなくてはならない時が来た。 最後だと思うと、よっしゃ!と気合が入る。 2週間前の小豆島行きは島の最北端だったために車だったが、 いかんせん往復12000円は高い。 今回は自転車で行くことにした。 しかし久しぶりのツーリング、大丈夫かいな・・・・ 朝起きると天気はイマイチで空は厚い雲に覆われている。 6:50、高松港から池田港行きのフェリーに乗る。 島に近づくにつれ雲が飛んでいく。 朝日の中に目的の白浜山が見えてきた。 7:53、池田港に着き、自転車にまたがり出発。 |
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国道436号線から県道250号線へ。 8:07、ふるさと村通過。 |
8:41、振り返ると土庄の町、皇踏山が遠くなった。 | |||||||||
海岸線の県道がだんだん上がっていく。 厳しい坂だ。声を出しながら自分を励ます。 |
8:57、富士峠。正面が白浜山。 | |||||||||
庵治半島、五剣山が海の向こうに〜〜 |
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9:00、白浜山と愛車。25年以上乗っている。 今では見られない古い型だが、捨てがたいのだ。 |
峠から一気に下りると神ノ浦の集落に着く。 | |||||||||
9:15、標識が各所にある ここから釈迦堂と灯台のある岬まで3.0kmとある。 |
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振り返ると、対岸の山の中腹には走ってきた道が 線になって確認できる。 |
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途中で犬の散歩をしてる人に出会い、 (めったに人がいない) 白浜山の登山口のことを聞くと、 もう集落の人は登っていないし、厳しそうな感じだ。 釈迦堂は今年移設するとのこと。 |
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「里山に遊ぶ」では山の真西の犬ノ墓地区に登山口はあると書かれている。 2箇所ほど廃屋があったが入り口と思われる場所は見つけられなかった。 9:40、よく整備された釈迦ヶ鼻園地に着き、トイレ休憩。 |
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9:57、少し下ると地蔵岬灯台。まだ上に道が続いているのでえっちらおっちら上っていく。 |
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一番高いところにある電柱を中心に歩いて上り口を探す。 |
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10:20、斜面が少し崩れた所から登ってみることにした。すぐに後悔。ひどいヤブ。しかし進むしかない。 |
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少し南方向が望めたが、周りはウバメガシの樹林。 |
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落ち葉とぬるぬるの土で滑る、滑る・・・両手を使わないと前に進めない。 イバラ、スズタケはハサミで切りながら進む。 とにかくコンパスで北方向を確認しながら登る。 少し平らな場所に出た。 |
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11:38、本日初めての赤テープ発見。 多分西の登山口からのだろう。 |
後は大きな岩がゴロゴロ。 | |||||||||
12:00、山頂らしき石積み。周りを探すと三角点があった。二等である。 |
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12:15、下山開始。 |
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コンパスを真南にして下りていく。 12:30、志度のゴルフ場が見えた。 ズームするとコースのレイアウトがくっきり。 |
12:53、アスファルト道に出た。 ここが入り口らしい。近い電柱はシラハマ44番。 出発点の電柱より西に2本目に下りたことになる。 山勘登山にしては上出来かな。 |
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13:06、半島を一周予定で自転車を走らせる。 遠くに洞雲山。下りは速い。グングン下りる。 |
13:12、市神子集落に着く。 | |||||||||
13:21、浦野浜の分岐点では右方向の海岸線沿いの道を選ぶ。 これが結構アップダウンがあり、かなり厳しかった。 13:47、国道436号線に出会い、一路池田港へ。 池田港15:30発には時間がありすぎるので土庄港へまわる事にした。 土庄港に着くと船は出たばかり。その後、不運なことが・・・ チリ津波の為2便欠航になり、17:30発まで船は出ない・・・なんてことだ! 食事をしたり、お土産の蒸し饅頭を買ったり、本屋でビーパルを買って読んだり、長い時間を過ごした。 遅くなったご褒美は瀬戸の美しい夕焼けだった。 これもまたよし。 山行きを締めくくるのにぴったりだ。 |
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