瓶ヶ森 1896.2m 09.10.11 (かめがもり)
昨日笹ヶ峰から西方向の山々を望み、以前から気になっていた瓶ヶ森に目が止まった。 何回か歩いているがすべてお手軽登山の林道からだった。 やはり下から登って初めて瓶ヶ森を登ったといえるのではないだろうか。 東之川か、西之川か、出発口に悩んだが、下山の選択肢がある東之川を選ぶ。 地図でみると登山口の平(なる)組の高度は432m、頂上が1897mだから なんと標高差は1400m以上。 ひえ〜、調べなきゃよかったかな・・・・ 朝5時にエコカーで高松西ICに入り、いよ西条で下り、国道11号線、国道194号線と行く。 石鎚山方面へ行く県道12号線に入り、ごったがえす石鎚ロープウェイ乗り場を過ぎる。 西之川バス停の大宮橋の横に「落石の為通行止」とある。 仕方なく横の有料駐車場に車を置くと、 早速中からお年寄りが出てきたので、料金500円を払う。 他に3台駐車中であった。 7:16、身繕いをして出発。この大宮橋は土木遺産になっている。 途中落石箇所はなかった。 あの看板は古いのか? 7:45、登山口が右手に現れた。 |
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橋を渡って左手に行く。 | ||||||||||
7:50、石垣の横の急な坂を登る。 明るい伐採地を通る。 ほとんどは暗い植林帯。 |
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8:37、二度目の伐採地を過ぎる。 ジンジソウを見ながらひたすら上へ、上へ。息も絶え絶え・・・。 |
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9:29、新道と旧道の分岐の標識。 まだ半分も来てないのかとがっかり。 しかし、気を引き締めて出発。 |
9:56、明るい自然林になり気分一新。 | |||||||||
10:18、青空と紅葉。やっと秋の景色だ。 トリカブトの青色にも心が和む。 |
10:41、尾根に上がると台ヶ森分岐。 100mとのことで行ってみる。 |
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10:46、頂上にはキティの標識。 瓶ヶ森の頂上笹原がまじかに見える。 ど〜んと石鎚山も。今日はくっきりだ。 台ヶ森をあとにして細い尾根を行く。 11:04、まずまずの紅葉が見え出して・・・・ 11:39、右手に再び石鎚山が顔を出してくれた。スキー場が見える。 |
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11:48、道は少し笹に埋もれているが、間違うことはない。瓶ヶ森ヒュッテの横を通り女山を目指す。 |
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この辺りに来ると林道からの登山者が多く、特に子供連れがいっぱい。 12:00、振り返ると石鎚山の頭にガスがかかっている。 |
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12:20、頂上に着いた。見たことないくらい多くの登山者がいる。50人くらい? 皆さん、360度の展望を楽しんでいらっしゃる。 西黒森、背後に伊予富士。町道瓶ヶ森線に車がたくさん走っている。 左には昨日の笹ヶ峰。さらに左には赤石山系も新居浜の町や瀬戸内海も。 男山。奥の手箱山、筒上山はもうガスに隠れてしまった。 石鎚の顔も見えなくなってしまった。 12:40、下山開始。 下山道は北方向の菖蒲峠とか西方向の西之川コースを考えていたが、 時間的に余裕がなく、また平家平のビバークがトラウマとなり、 安全コースの元来た道を戻ることにした。 13:15、紅葉の写真を撮っていると上から一人の登山者が降りてきた。 同じコースとのことでご一緒することになった。 14:16、中間地点の分岐点を通過。 彼は山口の方で最近四国によく来ているとのこと。 今夜も寒風山の駐車場で車中泊をして、明日伊予富士を登る予定とか。 こちらも2週間前に山口県の寂地山に行ったと言うとびっくりしておられた。 お互い、ETC割引と瀬戸大橋1000円のおかげかな、と笑った。 登山道が終わり、アスファルト道になり、同行登山が終わりかけた頃、 彼と私は同じ大学だったと分かり、話は最高潮に。 急に先輩面をする私であった。 16:20、やっと西之川駐車場に着いた。 ふうさん、長時間私の馬鹿話におつきあい頂いてありがとう〜。 16:34、どこかの山での再会を楽しみにお別れし、京屋旅館のあのお湯へ。 白濁の温泉は紅葉狩りの登山客でいっぱいだったが、 同行の方にも恵まれた楽しい一日をゆっくり振り返った。 |
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