矢筈ヶ山  1358.6m   09.07.11
(やはずがせん)

コモちゃん単独行

登山口 鳥取県琴浦町
コース 一向ヶ平キャンプ場登山口〜頂上ピストン
時間 約7時間15分(休憩含む)   


7:00、高松西ICに入る。
8:39、蒜山ICで下りる。

待望の大山も見え、展望のいい矢筈ヶ山への期待が高まる。

途中、色々寄り道をした。

9:50、登山口の一向ヶ平(いっこうがなる)キャンプ場に着く。
日本の滝百選に入っている大山滝にも行けるのでもっと車が多いかと思ったが
意外と少なく、広い駐車場に数台のみである。

管理事務所に登山届けを出す。


ここ一向ヶ平から川床への9kmは大山道といって、平安時代から大山寺と三朝町の三徳山を結ぶ修験道、山道だった。
昔は人の往来も多かったのだろう。
今は中国自然歩道として歩かれている。

10:00、レビちゃんと一緒に標高565mの登山口を出発。
テントサイトの中を通っていく。
10:15、予想と違って急な階段で、レビちゃんびびる。


10:30、しっかりしてるが、かなり揺れる大山滝吊橋。   橋の上で上流をパチリ。

体調いまいちのレビちゃんはここでUターン。


少し登ると、あとはヒノキの植林帯の広い道を進む。

10:34、旦那小屋跡というたたら師の住んでいたところを通過。
10:44、木地屋敷跡。かつての人の営みを感じる。 10:52、お地蔵さんが通る人を見守っていたんだなあ。


10:55、大山滝展望台との分岐。滝は帰りに寄るとする。
11:03、謎の碑。


11:10、小さな沢。
11:21、大休口。右手の上りの道を行く。


11:32、右手に初めて山頂らしきピークが見えた。
11:56、三本杉分れ。一向ヶ平から3.8km、大休峠まで1.3km。

このあたりブナが多く、秋の紅葉もさぞかしと思われる。

12:14、左手に大山が!!
12:24、大休峠に着く。

ログハウスっぽい避難小屋は、中をのぞくとキレイでなかなかステキな小屋だ。
 

外のベンチで登山者が一人昼食中。
小生も道の駅で買ったおこわを食べることにした。
食べながらその方から鳥取の山々の話を聞き、いろいろ教えて頂いた。
何しろまだ山の名前がぴんと来ないのでなかなかついていけなかったが・・・。

12:52、腹ごしらえもできたので目指す山頂へ急坂を上る。
その方は野田ヶ山へ向かわれたようだ。

13:02、大山と三鈷峰、ユートピア避難小屋まで見える! いろんな枝振りのブナを楽しみながら急登を行く。

下山中の登山者3人組に出会う。

なだらかな尾根道を進むと・・


13:45、矢筈ヶ山、大矢筈に着いた。一等三角点。最高の見晴らしだ〜。


もうひとつのピーク、小矢筈。垂直に近い岩場だそうなので遠慮しておく。
その左には甲ヶ山(かぶとがせん)。



そして西には大山。この大きさだ。圧巻だ。言葉もない。

右の尖ったのが三鈷峰。手前の低いのが野田ヶ山。その左の稜線上の小さいピークが親指ピーク。
ユートピア小屋も見える。いずれの日か・・・・。


目を左に転じれば、烏ヶ山。翼を広げた烏。



上蒜山、中蒜山(上蒜山に少し隠れている)、下蒜山も見えた。下蒜山と中蒜山の間に津黒山、霞んでいるが。



14:00、下山開始。

14:40、大休峠に戻る。大型ザックが置かれている。

14:46、水場に彼らはいた。学生さん、縦走だね。


帰りはブナ林を楽しみながら歩く。

15:13、三本杉分れ。

15:42、大休口。

16:00、大山滝展望台。
滝つぼに下るのはご遠慮ください、と書かれている。
確かに鎖とロープの道なので観光客には無理。濡れた泥で手は汚れるし。


滝つぼに着いた。

三段あったのが室戸台風で二段になったとか。
それでも迫力あるなあ。
落差37m。源流は大山東壁。
この上流に地獄谷と呼ばれるV字渓谷があるらしい。

16:30、大山滝展望所に戻る。

16:44、旦那小屋

16:47、大山滝吊橋

17:15、一向ヶ平キャンプ場に戻った。


<分県ガイド鳥取県の山>ではこのコース時間は4時間40分とある。
小生は滝見物のタイムを差し引いて6時間45分。
休憩をさらに引いても・・・・・?
参考にならなかった。


一向ヶ平の花はこちらにまとめてみました。

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