（いらずやま）
| 登山口 | 高知県津野町 |
| コース | 四万十川源流の碑〜源流点〜ウラ林道〜槙尾根〜頂上〜四差路〜源流点〜源流の碑 |
| 時間 | 約４時間５０分（休憩含む） |
前回は不入山林道から行った。
旧「分県ガイド」も「四国百名山」も「山と野原を歩く」もこのルートだが、
新しい分県ガイドは四万十川源流の碑からである。
これは行ってみなくては〜！
７時に高松西ＩＣに入る。いつもより車は多い。
県外、いや島外ナンバーばかりだ。それも遠方の。
善通寺ＩＣで前後７割の車が下りた。琴平が人気スポットなのね。
ＳＡでは駐車場からあふれた車が道路沿いに停まっている。
高知道も全部２車線になったので、特に問題もなくスムーズに走行。
８時２０分、終点の須崎ＩＣに着いた。
かわうその里まで直行できるようになっていた。
休憩して、ミョウガのお寿司、鰹飯、いも天、グリーンピースを買う。
国道１９７号線で津野町へ向かう。
８：５０、道の駅布施ヶ坂を過ぎてトンネル抜けたら右折。
９：２８、四万十川源流の碑に駐車して出発。
ホウチャクソウやオウギカズラなどいろいろ花があり
止まってはカメラを出すので時間がかかる。
９：５８、源流点に着く。
ここからは初めての道。
入口の標識に「頂上まで１時間４０分」とある。
苔が乾いて滑らないので助かるが、少雨も心配。
１０：２３、分岐点に着く。
右はウラ林道→1.3kmの標識。
左は頂上。帰りはこちらから戻ってくる。
どんどん道は下る。
もったいない、せっかく登ったのに。
１０分ほど歩くとはじめてアケボノが！
でも傷んでるし、花数が少ない。
木の間から鳥形山が見えてきた。
石灰岩を掘っているので頂上が平たく広い。
周りは芽吹きから新緑へと移行するすばらしい森。
ヒメシャラが目に付く。大きいブナもある。
しかしなかなか林道との合流点が来ない。
初めての道って長く感じるものね。
どこまで行っても笹が道幅広く刈られているので助かる。
１１：２６、槙尾根に着いた。ここからが大変。ロープもある急登 。岩も多く、足が疲れてのろのろ。
コウヤマキの根っこをつかんでヨイショヨイショ。
ストックが邪魔だ。ふう。
大きな倒木をくぐるのに時間がかかり下山の方を待たせてしまったわ。
真っ赤な花だな、と思うと開きかけたシャクナゲだった。
でもそれ一つで、あとはツボミも少ない。
鳥形山が大きく見え始めた。
探しながら登ると時間も忘れる。
１２：０４、谷道帰りと書かれた標識。
この薄い黄色が好ましい。
鳥形山、アケボノ、ヒカゲツツジ。
太郎坊というヒノキにアケボノが寄生している。
なだらかな稜線は天狗高原かしら？近いねえ〜あとで行けるかしら。
背ほどある笹をくぐって登ったのだった。
今日はなんて楽なんでしょう。
でも下山する方を待たせて登って行くのはしんどい。
早く登らなきゃと思っても足がついていかない。
一等三角点の山。
北の見晴らしは鳥形山。 南東に見えている集落は船戸。先客の二人はこちらへ向かって下りていった。
昼食をとり、まだ１２時なのでもうひとつ行こうと言うコモちゃん。
そうきたか・・・、むむ。
１３：００、登山者が到着したので交代で下山する。
１０分くらい急降下が続く。
ちょっと周りを見る余裕が出てくる。
この辺も素晴らしい深い森。赤い新緑もきれい。
１３：２７、山頂、東林道の標識。４差路ではないのか・・・
と思ったらすぐ近くに源流点、ウラ林道の標識。
後は同じ道を帰るだけ。
１４：０１、源流点。
１４：１４、車に戻った。
不入山の花をまとめてみた。
四国百名山２週目の残りの山に行こうかと考えたけど、ちょっと遠すぎるみたい。
それでさっき見えた石灰岩の山鳥形山に行ってみた。
レポートはこちら。
鳥形山の花はこちら。