駒背山 1311m 09.03.01 (こませやま) コモちゃん単独行
今回のレポートは書きたくない。 自分の登山能力のなさを開示するのはカッコ悪く、恥ずかしい。 こんなデタラメな読図力でよく今まで山を登れたものだと、妙に感心する。 そんなわけで今回のレポートを辞退するも、レビちゃんは許してくれない。 逆に成功した例よりも失敗した例のほうが他の人に参考になるはずだと主張する。 そうなのか? まあ、恥は乗り越えなくてはなるまい・・・。 目的の山はもちろん徳島海部山地の赤城尾山。 先週の行者山の尾根沿いの山で、目に焼きついている。 先週と同じ様に高知南国IC経由、国道195号線を東へ、四ツ足峠トンネルを抜け、徳島に入る。 |
||||||||||
7:49、林道東川千本谷線に入る。 登山口の駒背峠トンネルまで12km。最初の4kmはダート。あとは舗装道だが落石が多い。 |
||||||||||
何度も車を降りて石を除けながら進む。 |
||||||||||
8:29、トンネルの入り口が見えてきた。 すべての本やレポートには、登山口はトンネルの向こう側つまり高知側にあり、小屋の横から登ると書かれている。 そこでトンネルを抜け、探してみるが小屋らしきものもなく、コンクリート壁にもテープも入り口らしきものもない。 そういえば、泉保安夫さんの本にはトンネルを抜け少し下がったところに別の登山口がある、 と書かれていたのを思い出し、車を進めると、確かに登山口があった。 西又山への登山口だったが、同じ尾根道の稜線に出るから、ここから登ってもいいか!と思い、 車を停めて準備した。 |
||||||||||
8:50、朽ちた梯子をよじ登りスタート。 | ||||||||||
わかりにくいジグザグの急坂を登っていく。 登りきって少し行くと・・・ 9:11、苔で覆われた窪地。 |
9:12、赤城尾山の標示がないが、反対方向へ行く。 | |||||||||
薄暗い植林帯のジグザグのきわめて薄い道を行く。 |
9:53、明るい所に出て、赤城尾山(?)が見えてくる。 | |||||||||
枯れたスズタケの中を進む。 |
9:58、倒木のある、1310mの頂上らしきところに着く。 南方向に高ノ河山と西又山が見える。 |
|||||||||
倒木で方向も分かりにくいが、数少ない赤テープが導いてくれる。 10:35、植林帯を下っていくと前方からたくさんの人の声がする。ええ〜〜っ? 鞍部では7、8人が休憩中だった。しばし小生も休憩して話をする。 木頭地区の森林関係の方々で、間伐のための測量中とのこと。 |
||||||||||
10:38、先に行っていただく。 | ||||||||||
10:47、急坂になり、大きなザレ場を右手に見ながら進む。 |
11:10、広い平らなところへ出た。 | |||||||||
大きな木々の中、気持ちのよい尾根歩き。 |
||||||||||
小さな二つの尾根にはさまれた窪地はきれいな水を湛えている。ヒメシャラやブナの素晴らしい森。 |
||||||||||
どこまで続くのかなあ・・・・しかしこれは違うぞと思い、 11:28、Uターン。 11:42、別の尾根を北方向へ下るがこれも誤りに気がつき、150m程登り返す。 12:13、左手に本来行くべき尾根が垣間見えた。 このとき初めて分岐点から誤って駒背山方面に来たことが分かり、プッツン! 時間も時間なので赤城尾山はあきらめることにした。 |
||||||||||
12:59、駒背山頂上らしきところに着く。標示板の残骸かな? |
||||||||||
来た道をゆっくり戻り、誤ったポイントを検証。 13:17、ありました!分岐点の標示。見逃していたなあ。 |
でもテープは間違った方向を示している。 | |||||||||
13:18、正しい尾根筋から未練がましく赤城尾山をパチリ。 |
13:34、テープを頼りに進むとガレ場。 またまた登り返して・・・・ |
|||||||||
13:46、朝会った林業者の方から教えられた 徳島県へ下りる鞍部に着く。 手袋でマーキングしておいた。 |
13:57、トンネルの北側(徳島県側)に着いた。 たった11分!!!!!朝1時間40分かけて登ったのに。 |
|||||||||
お会いした林業者の方の車。 |
||||||||||
14:07、トンネルを抜け、少し下り、車に戻った。 打ちのめされて帰る道の気の重いこと・・・ |
||||||||||
*編集後記byレビちゃん コモちゃん、いったいどこをどう歩いたのでしょう? これは2005年西又山に行った時にあった看板の一部です。 2006年11月に行かれた健康登山日記さんの駒背山レポート(駒背登り口から)はこちら。 せっかく高速道路代とガソリンを使って遠いところまで行って無駄だったなんて・・・なんだかねえ。 せめて樹齢400年のブナを見てきたらよかったのに・・・・。 マア無事に帰ってきたからよしとしましょうか・・・。 |
||||||||||
山のこもれびHOME |