傾山、鬼ヶ臼山  286.6m、199.3m  08.12.23
(かたぶきやま、おにがうすやま)


傾山 鬼ヶ臼山
登山口 香川県三豊市高瀬町 香川県三豊市高瀬町 
コース 大谷登山口〜頂上 末コース県道登山口〜頂上
時間 約1時間(休憩含む)    約1時間(休憩含む)


今日は「里山に遊ぶ」の本から41番と57番と70番の山を歩く予定。


琴平で国道32号線から国道377号線へ。
佐文の信号で県道23号線詫間琴平線へ。
朝日山と傾山の間を抜ける。

左手の夫婦灯篭が目印。

夫婦灯篭の先60mで左折、と本に書いてあるが行き過ぎたのかな・・・・
適当に左折すると広い道路に出て、やがて茶畑が広がり、「茶畑ウォーキングコース」の立て札。
なんか違うっぽい。
でも傾山には近づいているのでそのまま進む。

右下に池が見えてきたので車を置いて左手に上がってみる。
が、豚舎(?)があって山道ではなかった。

戻って車をさらに進めてみる。
右手には四国のみちの標識や池もあって、大体あってるようだがイマイチよく分からない。

ログハウス風な家があったので聞いてみたら、行き過ぎていた。
少し戻った大きな梅の木がある道が登山口だった。標識はない。


子どもでも登れますよ、と言われたのでちょっと安心して歩き出す。
ビニールハウスの横を上がっていく。

小さなため池を回りこんでいく。センダングサの実がくっつく道。所々古い赤テープがある。

整然とした茶畑が遠くに見える。四国のみちはあそこを通っている。 猪よけのネットをくぐる。


薄暗い竹林を抜ける。
歩き出して10分で巻き道(?)から左手の直登の道へ。


最初はシダがあるが、すぐに落ち葉でズリズリする急登になる。それも次第に角度が急になって汗が出る。


七宝連山かな〜、少し見晴らしがいいところもある。
岩瀬池。背後の山は凹凸がきれいに出ている。


頂上に着いた。急登 は25分だった。
本には「所々が崩壊した急峻な山道」とあるが、すでに直されたのか子どもでも登れる立派な登山道になっている。

龍王祠は少し前に傾いている! 傾山という名前はそうじゃなくて山全体が西へ傾いて見えるからだという。


頂上は台地で、先へ行くと平成9年森林ミュージアム事業と書かれた棒が立っている。
その奥に三等三角点。
見晴らしはないが、樹間から大麻山がほんの少し見えた。

10分ほど休んで下山する。
ほんとに急登なのでゆっくり下りる。


下りも上りと同じくらい時間がかかった。
ログハウスのエントツから煙がたなびくのを見ながら車に戻る。


次の山鬼ヶ臼山に行く途中でうどんを食べる。県道23号線沿いの松井うどん。
おいしかったけど少し柔らかめの麺だったなあ。(うどんの詳細

そのまま県道を朝日山近くまで行って信号を左折、県道219号線神田高瀬線へ。
右手に関西科学の工場を見てさらに走る。
え〜?こんなに行くの?変じゃない?と思った頃に道路端に大きな看板があった。

この看板の整備事業も平成9年。さあ、10年たったらどうなってるのでしょう、早速歩き始める。


昔、荒々しい男神がいて里の人が困っていたら、女神の赤ちゃんと男神の馬を頂上から跳ばせる競争をして、
赤ちゃんが勝ったので悪行が修まった、という伝説があるそうだ。
その「赤子の足跡」「馬の足跡」は帰りに見よう〜。

岩鍋池の横を通る。                            農道かな。あまり歩かれていないようだ。


ちょっと道が分かりにくい所。石垣が目印。

この辺には人家があったのだろう、ハッサクがさびしげに実っている。
きっと誰も取りには来ないのだろうなあ。

少し上りになり、振り返ると木の隙間から我拝師山が見えた。
 
登山道の倒木は苔むしたのもある。10年でこうなるのか・・・。。

歩き始めて10分で標識に出会う。「鬼ヶ臼400m」
北条というところからもここへ来れるみたいだが、踏み跡は薄い。

深い大きい山でもないのに大木が多くて、意外な気がする。


お、階段がある。
十字路の尾根に出た。


山奥登山口の道にも階段がある。

これはりゅうおうさんと書かれた方の道。
かなり歩かれている。



鳥居をくぐって・・・・・


ロープのある急な登り。でもロープは苔むして触れない。

30分かからず鬼ヶ臼山頂上。新しい四等三角点。後ろは大麻山。    おおっ!巨大な石!!

どうしてこんな形に巨石が組み立てられてるんだろう・・・
元は土がかぶさってたけど長い時間で無くなって巨石だけがむき出しになったとか?
ふしぎな光景だ。この不思議さが畏敬につながるのかなあ。

山神大明神が祀られている。


火上山、中山、我拝師山 



小さくとんがってるのは貴峰山。
海も見える。



七宝連山



いい眺め〜!
やはり山は頂上の展望が大事だな、低くても登ったっていう気がする。

東があいていれば初日の出にいいのに、残念。

10分ほど休んで下山する。
下りは24分。

忘れないように登山口手前の岩の祠を見る。
赤子の足跡?馬の足跡?



時計を見るともう3時近い。
夕方ケーキが届くので眉山は止めて帰路につく。

善通寺で宮川製麺所に寄りオヤツ代わりのうどん。
評判どおりダシがおいしい。


2山、2うどん、楽しかった。



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