三本杭(滑床山)  1225.7m  08.11.29
(さんぼんぐい)


登山口 愛媛県宇和島市
コース 黒尊スーパー林道〜猪のコル〜八面山〜熊のコル〜三本杭頂上ピストン
時間 約4時間(休憩含む)   


7:20、高松西ICに向かっているとダブルの虹が見えた。

晴れるのかな、と思っていたら土居辺りになるとすごい雨。

9:20、霧の中の内子PAで休憩。

トンネル抜けると霧が晴れたので、やれやれ。

西予市に下りるとまあまあのお天気になった。

宇和島市に入り、滑床渓谷の看板で曲がればいいのにそのまま市内に入ってしまった。
駅前で国道320号線に入り、須賀川ダムにさしかかる。
気をつけないと黒尊ス−パー林道の入り口を見落としてしまう。

10:24、「黒尊」とだけ書かれた標識から林道に入る。
まだまだ黄葉が楽しめる林道。
アカメガシワとかイヌビワかな・・・。モミジも黄色い。

途中でラーメンのお水を忘れたのでホースから出ていた無名の水を汲んだ。

11:06、鹿のコルに着く。軽トラック一台が駐車。トイレ休憩にする。

11:25、さらに進んで猪のコルに出られる登山口に着く。
四駆と自転車が置いてある。
11:30、準備をして出発。


最初の数歩は厳しかったけどあとは平坦な道。
コルの手前で登山者に会うが自転車の人かなあ。
11:38、猪のコルに着く。昼寝してる、この人が自転車?

権現山のなだらかな稜線がステキ。
宇和海は霞んでいるが、見えるだけましかも。


大久保山へは登らず巻き道へ。
笹は刈ったばかりのようだ。


12:00、大久保山の尾根道と合流。
12:07、八面山に着く。見晴らしがとてもいい山。

明日登る三角の高月山と今から行く丸い三本杭。

しかしなんといっても思い出深いのは目黒鳥屋だ。あれから三年。よく又ここに来れたなあ。よかった、よかった。


12:10、熊のコルに向けて急坂を下りる。両側にアシビなどがあるので怖くない。


12:20、平坦になる。

ところどころに「これ何の木?」というクイズがあってなかなか楽しい。
ヒメシャラ、シロブナ、ミズメ、モミ、ツガ、アカガシ、ハリギリ、オンツツジ・・・・

大好きな散歩道〜〜♪


しかししばらくすると下草の笹がなくなり、荒涼とした雰囲気になる。
この前も秋だったので同じような雰囲気だ。
木が大きいだけに怖いくらい。



この木は倒れかけている。大木もいつかは土に還るのね。
少しいくと横たわった大木があった。苔がついて少しづつ腐って土になる。
それもまた気の遠い年月がかかるのだろうけど。


周りにネット柵がある。
鹿の影響を排除して植生の回復状況を調査する為去年設置されたと書いてある。
笹が枯れてたのはやはり鹿のせいだったのね。前に来た時に不思議だったのだ。


何かの調査か?仕事っぽい人に出会う。 12:43、熊のコルに着く。羊羹を食べて休憩。

12:53、懐かしい目黒鳥屋の分岐。
ここからは7年ぶりの道。こんなに急だったっけ?


13:09、三本のたるみに着く。ネット柵の中に入るのね。



頂上が見えてきた。すっかり葉を落としたツツジの木と緑のアシビが模様みたい。

アシビの森を抜け・・・


13:17、出たり入ったり忙しい。
植栽されたミヤコザサが根付いている。
瑞々しい苔を踏まないように進むと・・・

13:20、さあ、頂上だ。滑床渓谷を隔てた高月山が近い。


雲が広がってきた。

南西方向。右のほうには宇和海。


風が強くて寒いのでお昼は少し下がったアシビの森の中で〜。
コモちゃんはラーメン。なかなかお湯が沸かない。お先に〜と私は小豆入り玄米おにぎりをパクリ。
コーヒーの粉忘れたのでお白湯を頂く。それでも熱いものはうれしい。

13:53、さあ、帰りましょう。

13:57、三本のたるみに戻ってきた。ゲートを開けて待っててくれるコモちゃん。


横の森への道は、前に来た時に御祝山へ降りる時に歩いた道だ。

ここで滑川渓谷休養センターに電話をしたら、今夜の宿が空いてるとのこと。
やったー!
山ジプシーでも冬は寝るところが決まるとほっとする。

14:20、熊のコル

あらら、雨が降ってきた。

14:53、八面山も大急ぎで通る。

雨はだんだん激しくなる。

15:11、猪のコル

15:18、下山終了。
猪のコルで昼寝していた青年が林道にいた。
聞くと環境庁の鳥の調査でカスミ網を仕掛けているのだそう。
それで暇なので寝てたのね。
四駆は彼の車らしい。

じゃあ、自転車はあの登山者のだったのかな、どこへ下ったのかしらん。
この山域は登山道がいろいろあるし、林道もあるのでたくさんコースが考えられそうだ。


7年前には本の通り滑床渓谷から上り御祝山経由で下りたが、すごくしんどかった。
今日のルートの方が断然楽チンである。



翌日の高月山へ

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