氷ノ山 1509m   08.10.13
(ひょうのせん)

登山口 鳥取県若桜町 
コース わかさ氷ノ山キャンプ場登山口〜氷ノ越(ひょうのこし)〜頂上〜氷ノ越〜登山口
時間 4時間30分(休憩含む)


キャンプ場の車の中で6時に目が覚めると、いつも朝寝坊のコモちゃんがテントから顔を出している。
雲ひとつない、いい天気。

トイレの階段を上がってみると足が痛くない、これなら今日は山を歩けそうだ。
女性のグループが来て登山口へ向かっている。
私たちも急がねば!

炊事場でカップラーメンやりんごバナナの朝食。

昨日のスニーカー事件で人間不信に陥ってしまったのでテントは片付けておいた。

7:26、トイレの奥が登山口。頂上まで4.6km。行き着けるかなあ・・・。



すぐに電気柵をくぐる。初めての体験。熊?鹿?猪? 7:34、春米(つくよね)集落からの道が左から来ている。



林床のギンバイソウやヤマアジサイの葉が四国よりなんだか大きい。

しんどくなると、鼻で吸って口ではいて〜〜、と酸素を取り入れる。
筋肉痛はしないけど、やっぱりまだ本調子じゃない私。

7:44、展望台分岐。                           7:48、伊勢道。昔はお伊勢参りも大変だったんだね〜。


擬木の階段がきつくなってくる。水場を通る。
冬の雪はすごいんだろうなあ、幹がたわんでいる。


8:25、初めての展望。
紅葉してる!!


8:33、氷ノ越に着く。兵庫側からの道と合流し、十字路になっている。避難小屋の向こうには頂上が見える。

汗びっしょりなのでベンチに座って休憩。


何か登山イベントがあるのかな。
8:44、再び歩き出す。あと2.8kmだ。


ブナがずいぶん黄葉してきた。尾根歩きは道幅も広く快適だが、平坦ではなく上りはふうふう言う。

木の根がむき出しで歩きにくい。

時折獣の匂いがきつい箇所があったけど、熊?猪かな?


9:22、ハチ高原スキー場が見えてきた。
頂上も近くになってきた。


9:30、笹の中のジグザグ道もはっきり確認できる。


9:32、仙谷分岐に着く。休みなさいといわんばかりのベンチの誘惑に負けて頂上はコモちゃん一人で行ってもらうことにした。

待っている間もどんどん人が往来する。団体が4つほど。
日本二百名山を登っている静岡からのおじ様と話が弾んだ。とても聞きやすい声だった。


コモちゃん単独行

9:43、こしき岩。

9:53、


9:58、避難小屋



10:01、いい眺めだ。北。



ハチ高原。


10:04、一等三角点。 ガスが出てきた。

仙谷分岐に戻る。


10:20、コモちゃんが帰ってきたので分岐をあとにする。

10:28、振り返るともう頂上はガスに隠れていた。

11:04、面白いブナ。


11:10、氷ノ越。

11:58、下山。


さあ、どうやって帰ろうか・・・・
キャンプ場のパンフレットには岡山は国道29号線と国道53号線で、と書かれているのでそうすることにした。

12:30、キャンプ場を出発。昨日の道を逆に行くわけだ。
12:39、29号線に入る。
12:58、左折して県道へ。
13:06、53号線へ。 岡山まで132kmかあ〜長いなあ〜〜
13:25、え?高速道路?無料?持っている地図にはそんなの出てないけど・・・・
   
いいじゃん!と入ってしまった。(津山は真っ直ぐと書いてあるのに)

ひたすらトンネル、トンネル、なんか東へ行ってるようだが・・
「姫路」という字が目に入る。なんで?
しまいには国道373号線だと書いてある!まずい、降りなきゃ。

13:40、降りて一般道に出ると国道53号線智頭へ12kmと標識がある。
無駄な走りの12km。仕方ないね。
県道296号線に入り、峠越えをする。大師峠。

13:54、国道53号線に出た。やれやれ、ほっとする。

14:00、疲れたし、昨日気になったレストラン松ぼっくりに寄り遅い昼ごはん。
 
青梗菜や茄子が入ったビーフシチュー。感じのいいお店だった。

14:40、松ぼっくりをあとにする。

5時までに早島ICに行き着けるか、心配になったので津山から高速に乗ることにした。
15:09、津山IC

無事早島ICを通過。

16:31、坂出北ICを降りた。


山ジプシーの旅が終わった。
2泊3日で宿泊費2000円ガソリン代1万円高速代半額食事代1万円。
結婚35周年記念イベントとしては破格の安値だったけど、楽しかった。
再びこんな遊びができるなんて、ほんとにうれしい。


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