08.08.13  小檜曽山 1524m


暑い、毎日暑い、、、、
そうだ、山へ避暑に行こう〜

小檜曽山は登山口が約1100m、頂上が1500m。これなら涼しいはず。
標高差400mなら飯野山程度。それが2時間なのでワタシにも大丈夫に違いない。
登山道も整備されているし。
6年前に行ったのは9月下旬、レポートに「寒かった」と書いてある。期待大だ!

7時半に高松を出る時はもうすでに28度。言いたくないけど暑い。
国道32号線で池田経由大歩危まで行き、橋を渡る。
9時、徳島県道32号線になる。
9時半、京上トンネルを抜けて国道439号線へ。
10時に京柱峠に着いた。

22度(だったと思う)!!涼しい〜〜!!
峠の茶屋は開いてるけどお客はいないようだ。


10:14、林道少し歩いて登山口。
今日は水場がないので水分は二人で5リッター。
昼食は来る時に道の駅もみの木パークで購入、
炊き込みご飯と田舎チラシ寿司。
全部コモちゃんが持ってくれる。
すぐに牧場跡地。
カヤが茂って背が高くなってるので道が分かりにくい。
実際、一度見失った。
足元の刈られているところをじっと探しながら行く。

このカヤが12月に刈り取られるところ


10:26、カヤ原が終わり樹林帯へ。
杉林の急登。
あらあ、こんなに急だったっけ?
こんなもんやろ〜?、との返事。
大きな夏椿の木。
しょっちゅう休みながらゆっくり登る。
尾根に出ると風が吹いて涼しい。
11:06、展望所。標高1310m。
入り口にベンチかと思う木が横たわっている。
踏み出してみると京柱峠の鉄塔が見える。

あの草地が牧場跡地やで〜
あそこを上がっていったんや〜
その向こうの弘瀬山を三方山と思ったんやったなあ〜


11:11、原生林の分岐。左の県境を行く。道は緩やかになる。
大きなブナやモミの木があってうっとり眺めながら歩く。


11:39、祠に着く。苔むした岩が多く庭園風。
ここで原生林経由の道と合流。
「一目千本」と言われるウラジロモミの森。
涼しくて、ウキウキ気分。


うう、だんだん笹が大きくなり、おまけにさっきまで雨が降ってたのか、びっしょり濡れている。
ワタシはうっかりスパッツ忘れたので、もうズボンはびしょびしょだ。


12:00、笹原に出たあ!!
点々とあるコメツツジやミツバツツジは勿論終わってるけど、
ヤマジノホトトギス、シコクフウロ、ツリガネニンジン、タカネオトギリ、ホソバノシュロソウ、
夏の花の定番メニュー。

徳島側は祖谷の家々〜〜、山々〜〜、頂上が草地のようなのは樫尾阿佐尻山かしらん?


天狗塚と牛の背辺りはガスって見えない。

高知側は梶ヶ森〜〜右の方には西峰の集落。




12:02、分岐に着いた。土佐矢筈山もガスの中。  小檜曽山は右手に降りて行き、小さいピークを越え、木立を抜ける。


ものすごい風で帽子が吹き飛ばされそう。補聴器に風の音が爆発音のように入ってくる。

正面に頂標の立っている小檜曽山が見えてきた。
見えていた笹原のピークではなく手前のだった。
小檜曽山の奥には鉢ヶ森、その左へ大ボシ山、奥神賀山、高板山、かな。
梶ヶ森は鉄塔があって分かりやすいな。


12:20、頂上に着いた。晴れて暑くなった。
空気が澄んで秋みたい。


コモちゃんにブヨが噛みはしないんだけど1匹下からずっと着いてきてた。
頂上に来ると仲間?がいっぱい現れた。
蚊取り線香をたいたけど効果薄い。
ミントスプレーもしながら、追い払いながらお昼を食べた。
おいしかった!デザートは梨。山での果物、いいわあ。
水分は意外と減らず、まだリュックは重そう。

お〜、ガスが上がって行き、土佐矢筈山が少し顔を出した。
天狗塚と牛の背はガスで見えない、残念。
さっきの分岐から土佐矢筈山までの縦走路を見ると・・・・誰もいない。
広大なこの景色の中に人間は私たちだけ。贅沢やなあ〜〜。

やはりここに座ると土佐矢筈山ばかりに目が行く。
右は綱付森ね?(山座同定に自信がないデス)



12:42、さあ、この雄大な景色にさよならだ。下山開始。

歩き始めるとせっかく乾いたズボンがまた笹でぐっしょり。

12:56、分岐から京柱峠目指して下りていく。

ガスが上がっていき始めたので少し待って、名残惜しく矢筈山から黒笠山の山並みを眺める。


瀬戸内海や対岸の岡山まで見える!

おお、牛の背の裾野が少し見えた。



13:18、笹原に別れを〜〜、また来るね〜〜、ワタシ向きの山〜〜♪

13:33、祠。

13:55、分岐。

14:28、ススキの原。

14:35、下山。
京柱峠にはバイクや乗用車があり、夏休みの雰囲気になってた。
24度、午後もまだ涼しい。
冷たい水で顔を洗って車に乗り込む。

温泉は池田のさまちの湯「あわの抄」。
いいお湯だ。

帰りの運転はワタシ。
コモちゃんに風呂上りビールをプレゼントするために、ね!
リュック重かったね、ごめんね。


小檜曽山の花

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