８年前に行った時は車で林道を神社まで行き、そのあと２０分歩いただけだった。
頂上の写真もなく、もう一度訪ねたいと思っていた。
２年前に天行山に行った時に標識がきちんとあったので、登山道はよく整備されているだろと考え、
今の私でも大丈夫かな〜と甘い期待をして準備した。
６：２０、高松自宅出発。
塩江、脇町通過。
吉野川を渡り、穴吹で久しぶりの国道４９２号線を走る。
四国一の清流といわれている穴吹川に沿って標高を上げていく。
早朝なのでまだ穴吹川には遊んでる子供や人はいない。
剣峡あたりに来ると鮎釣りらしき車が停まっている。
窓を開けると２５度！これだけでも来た甲斐があるというもの。
枝垂桜の名所も静か。
８：１０、川井トンネルを抜け、神山側に着く。気温２１度。涼しい〜。
林道倉羅・川井峠線の起点。くらら峠まで通じてるんだ〜〜。
８：２０、剣山への道しるべ。７５丁だって！ 左へ行くと烏丸だ。 ＮＨＫの鉄塔裏に登山道。
下草は最近刈られて歩きやすいが、クモの巣がすごい。
右側が伐採されているので暑い。神山方面の眺め。
尾根は風が吹いて涼しい〜〜♪
９：０７、天行山への分岐。ここからは登山道が広い。
９：２１、林道交差点。標識がしっかりあるので安心だ。
左へ少し進むとまた標識。
こんな急な登りは私は久しぶり。
でも両側に木があるのでマシかな。
時々コモちゃんの手を借りて・・・。
長く感じたが実際は５分もなかったのだ・・・。
やせ尾根が終わっても急登は続いた。
３点確保でゆっくりと。
９：５３、汗びっしょりでやっと頂上。東宮神社の祠。
春宮神社の祠。二つが違う方向を見ている。
木屋平と神山。
高城山が近い。今日はすっきり晴れて剣山は大賑わいだろうなあ。
大きなブナやヒノキやヒメシャラがありとてもいい感じの頂上。
ちょっと早いけど休憩がてら軽めの昼食をとる。
１０：１６、東宮神社の方へ下りてみる。
小さなお供え台？とっくりが置いてある。
草がぼうぼう。何がなにやら・・・？
ここにも二つの神社があるので鳥居も二つある。
両方に参拝して（拝殿を写すの忘れてた！）、うろうろと巻き道を探す。さっきの尾根道と巻き道の分岐に戻る道はどこ？
もうひとつ、８年前に登ってきた林道はどこ？
あまり歩き回るとヘビが出てきそうだ・・・・。
小屋の横に進むと、林道（？）へ下りてきた。
駐車場かな、広くなっている。
高城山はよく分かるなあ、とコモちゃん。
１０：４１、とりあえずカヤの中へ進んで行った。 やがてカヤがなくなり荒れた林道。
１０：５１、突然林道は消えた。
赤テープもないし、歩ける道らしきものがない。
踏み跡といえばそう見えるものがあるけど下って行ってるし・・・ややこしいのはいやなのでやめることにした。
分からなくなったら戻る、が鉄則だもんね。迷うのはイヤ。ストレスになる。
元のルートで帰ろう、２０分の登り返し急登があるけど・・。
１０：５８、頂上目指して再出発だ！、と無理に明るい声を出す。
しかし、下山モードになってしまった体にはきつい急登。
休み休み上がっていく。
１１：２１、頂上に戻ってきた。後は下りだけだ、やれやれ。
１１：２６、やせ尾根。あらら、帰りは怖いところはわずか２分だった。さっきは長く感じたのに。
2003年４月にこの山で５０歳の男性が遭難、死亡してるんだけど、ここで滑落したのかな？
遭難って・・・・どこでだろう。
林道は確かにややこしそうだけど。
１１：３８、尾根を下りてきた。巻き道を見てみるときちんとした道のようだが・・・・どうなってるんだろう。
１１：４０、林道交差点。
１１：５０、天行山との分岐。
植林の細い巻き道も往きほど怖くなかった。
１２：１８、鉄塔に戻ってきた。
舗装道は意外と急な下りで膝が痛くなってきた。最後の最後で・・・。
何とか無事に車に戻った。
＊尾根道ではなく巻き道を行ったreikoさんのレポート
＊国道４３８号線伴蔵から林道経由で行ったやましん探検隊のレポート
山はほんの少し時がたっただけで変わるものですね。
帰りに望遠鏡のある展望所で剣山を見る。
木屋平の大桜温泉に寄り、静かなお風呂で汗を流して帰路に着く。
途中、穴吹川の賑わいに驚く。 ♪V・A・C・A・T・I・O・N〜〜〜♪たのしいいな〜♪
東宮山の花
山のこもれびＨＯＭＥ