08.04.19  笠ヶ峰  560m
コモちゃん単独行


旧版の「分県ガイド香川県の山」で唯一残っていた笠ヶ峰。
キャッチコピーに「忘れられた山」と書かれている。10数年前に忘れられた山の現在は推して知るべし。

県道10号線を東へ進み、みろく公園を過ぎ、県道2号線へ右折し日下峠を越える。
目的の登山口には目印がなく、いったん国道377号線との合流点(バス停五名分校跡)まで行く。
そこから600m引き返すと、ガードレールの道が上がっている。
ここが登山口。
10:42、出発。

歩き始めて左手に人家があり犬の鳴き声で家人が出てこられた。
登山口を尋ねると、最近の土砂崩れで道はわかりづらいが、沢沿いに上っていけばよい、とのこと。


10:49、すぐ左手に沢が見える。右岸を進む。

倒木、倒竹で歩きにくい。


10:54、赤テープを見つけ一応一安心。
しかし道は崩壊したまま続き、左岸に移り尾根を目指す。

足跡らしい足跡もない尾根道。時には何かの杭を見出す。

11:29、初めて黄色いテープを見つける。



11:32、少し見晴らしが効き、五名ダムの水面が見える。
11:38、今度は赤テープを見出すが、足元の踏み跡はかなり薄い。

12:02、やっと広い尾根道に出た。

12:13、三角点に着く。

北西に進む。

12:16、小さな祠のある笠ヶ峰頂上に着く。
あまり展望はないが、小豆島が見える。


12:27、下山にかかるが、登ってきた道でないところに赤テープ。少し降りてみると道幅が広くルンルン道。



12:34、トラロープがつけられているが、
正規の登山道のようだ。

12:40、一面にシャガが咲いている横には小さな祠。



13:00、頂上が木の間から見える。
ここからの下りの尾根道は大きなウバメガシの自然林を進む。


13:17、西方向が見える。檀特山かな。


13:20、笠ヶ峰がよく見えるポイントに着く。


何回かアップダウンを繰り返し快適な尾根道を歩く。

13:40、人家があるところまで降りてきた。
13:43、舗装道に出た。振り返って見る。


13:50、舗装道を歩いて、朝取り付いた沢に戻ってきた。

朝登山口をお聞きした老ご夫婦がちょうど農作業をしておられたので、登山道の状況とお礼を述べる。

13:55、車を停めた場所に帰り着いた。


分県ガイドブックと同じアングルの写真が撮りたくて五名ダムへ足を運んだ。
五名ダム越しの笠ヶ峰。




地元でも家も少なくなりまた高齢化し、もうあまり登っていないみたいだ。
こうやって忘れられていくのかなあ。

登りに使ったルートは一つ尾根が違ったようだ。

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