08.03.22  遠見山・八ヶ峰 101m・161m
コモちゃん単独行
*島の山シリーズ


広島と本島と一日で回る予定だったのに、本島は強風高波の為行けなかった。
本日再び計画。

7:40、丸亀港よりフェリーで出発。

8:17、本島港に着く。


白いホテルは跡形もなく、車えびの養殖場もただの池として残っているだけ。
子供達と来た20年前とあまりにも変わりすぎて、悲しい時の流れを感じた。

さあ、心を切りかえて出発だ。
帰るフェリーは12時35分までないので、歴史探訪をかねての登山というよりも島内散歩をしなければ・・・。

分県ガイドの逆コースを行くことにする。

8:20、海岸を西へ進む。すぐに木烏神社。
神社の隣は140年前に建てられた千歳座という芝居小屋。
北方向へ行く。

8:29、1620年建立の年寄り入江四郎左衛門の墓。
ここから西へ、山に向かって歩く。


砂防ダム、ドコモの鉄塔を過ぎると見晴らしがよくなる。

8:40、瀬戸大橋も見える。
山は2002年の放火による山火事で素っ裸。
はたして何年かかったら元の山に返るのだろうか。


8:52、尾根の頂に着き、北方向へ進むと倉敷方面の島が見えてくる。

焼けた山の法面には膨大な数の小さな苗木が植えられて、
島の山の復興を感じさせてくれたが・・・・・。
尾根を進んでいく。石でできた新しい標識。


右手下にこんな小さな島の頂上では
考えられないような大きいお寺の屋根が見える。
正覚寺。


9:15、八ヶ峰頂上に着く。火の手はここまで来たのか、黒焦げた切り株だらけ。そのせいで360度の展望だ。


瀬戸の島々が見渡せる。



9:20、下山にかかり、すぐ下にある正覚寺にお参りする。
奈良時代に建てられた由緒あるお寺のようだ。
9:36、お寺からはアスファルトの下山路。
9:53、市民センターに下りてきて北に少し行くと年寄宮本家の墓。

一番高いのは340センチもある。
1627年から1827年までの200年の歴史あるお墓11基。


しばらく歩くと塩飽勤番所という江戸時代の役所跡。
館内では本島や塩飽水軍の歴史が
一目で分かるようになっている。しばしお勉強。
10:35、館を後にして海岸まで歩く。
ハマダイコンの後ろには瀬戸大橋が児島から坂出まで見える。
今年で開通20年かあ・・・・・この間何が変わったのかなあ・・・


10:48、町並み保存の笠島地区に入る。
歴史を感じながら散策。
11:21、さあ、町の西端にある尾上神社から遠見山へ登山開始。
登山口は社のすぐ左手にある。


バベの道を一気に上がる。


11:34、遠見山頂上に着く。
左手に児島、右手には坂出までの一本の橋、瀬戸大橋が一望できる。
やはりこの橋は長いということが実感できる。


11:42、下山開始。
11:55、別の登山口の長徳寺に着く。


12:16、再び勤番所の前を通り、フェリー乗り場に帰ってきた。
12:35、丸亀行きのフェリーに乗り、
今日の半日の歴史の山歩が終わった。



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